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スイス・イタリア釣行記:現地の釣り事情(3)

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    (前回の記事の続き) お店の方とそのお店のお客さんから銃砲店に行くことを勧められた時は、ライフルやハンドガンのイメージが頭をよぎり、一瞬ポカンとなったのですが、確かにフィッシングも狩猟(ハンティング)の一種だよなと考えると、腑に落ちるものがありました。

     

    詳しく話を聞いてみると、銃砲店には防水ブーツなどハンティング用ギアもあるし、ロッドやリールなどもをあわせて置いているところが多いとのこと。

     

    [一瞬 こんなイメージを頭に描いていました 笑]

     

    そのお客の方は シーズンになるとよく狩猟に出かけるとおっしゃっていましたが、このスポーツ店から歩いていける距離のところにひいきにしている銃砲店があり 「このあと修理を頼んでいたライフルを取りにいくから、よかったら案内してあげるよ」 と、天使のお言葉。

     

    しかし、そこはイタリア。「ただし 14〜17時までは 昼休みでお店が閉まってるから、それまでは時間つぶしておいてね」 と言われた時には、一瞬耳を疑いました。

     

    「おいおい、あと1時間もあるじゃね〜か。だいたいメシヤでもないのに 昼休みを3時間もとるなんて店が日本にあったら、速攻潰れてんぞ」

     

    とは、さすがに口にはしませんでしたけどね。


    それでその方と1時間後にこのスポーツ店の前で待ち合わせをして、自分たちは市内観光。遺跡の近くでジェラートを食べながら、ネコを散歩させているおじさんを見たりして時間をつぶしました(散歩を拒否するネコがかわいかったです)。

     

    [こんな感じでした]

     

    時間より少し早めに待ち合わせの場所に行くと、既にお兄さんはお待ちかねで、改めて御礼を言ったあと連れ立って店に向かいました。そして10分ほど歩いて案内されたのが、寂れた通りから入ったこの狭い通路。

     

    [実際のお店への通路。わざわざ案内すると言ってくれた理由がわかりました]

     

    店があることを示す看板もサインすらなく、本当にここなのかと心配になりましたが、お兄さんは「心配ない」と言ってドンドン入っていくので恐る恐るついて行くと、お店の入り口らしい小さな扉がありました。

     

    店内に入ってまず目に付いたのは銃器類。銃砲店ということでハンティングライフルやハンドガンといったものはあるだろうなあと思っていましたが、それ以上にアサルトライフルやセミオートの数が多くて驚きました。フィッシングギアもありましたが、多少あるという程度で 1メートルほどの幅の棚にロッドやリールが雑然と置かれているだけでした。

     

    [実際のお店ではありませんが、こんな雰囲気です]

     

    店の奥の倉庫のようなところにはカモ類。ウェーダーはありませんでしたが、良さそうなブーツを見つけてフィッシングでも使えるかと聞いたところ、底が厚くて重いからやめておいた方がいいとアドバイスされました。

     

    結局ここでもブーツやネットを買うことはできませんでしたが、お店に連れて行ってくださったお兄さんが店主の方に紹介してくれたので、じっくりお話をすることができました(英語が通じたのもありがたかったです)。話をした中で一番興味深かったのは、こんな誰にもわからないような場所で 看板も立てずにどうやって商売をしているのかということでした。

     

    「元々銃器やハンティングのギアなんて化粧品なんかと違って大々的に宣伝を打って売り上げるあげるものじゃない。コモや北イタリアでハンティングをしている人はみんな、うちの店のことを知っているよ。結局はその人たちが自分たちの顧客なんだ。もし新たにハンティングを始めたいという人がいれば、ハンティングをしている知り合いに連れられてうちにやってくる。だから看板を出す必要もなければ、ネットや広告に店の情報を出す必要もない」

     

     

    「それに連れられてやってくるやつは、飛び込みで店にくるやつより信頼できるしね」

     

    --- 誰かに口利きをしてもらうことが大切なんですね。

     

    「特に昔から商売をやってるところはそうだね。さっきあなたが行ったという釣具店もそんな店のひとつさ。ここらで釣りをしているやつであの店のことを知らない人はいない。かと言って、外国人の旅行客が紹介もなくいきなり飛び込んでいっても相手になんかされないだろう。でも、もしあなたがあの店の常連に連れられて店に行ったとしたら、対応は全く違うものになってたと思うよ」

     

    --- 知り合いがいない場合はどうしたらいいんですか?

     

    「店に通いつめて 店員と仲良くなるしかないね。安いものでいいから、しょっちゅう買い物をするといい」

     

    --- それは自分のような旅行客には厳しい。。。

     

    「じゃあ、残念だけど ほんとの意味でのイタリアは満喫できないね」

     

    陽気な方が多いイタリアですが、その人柄とは対照的にコミュニティとしてはかなり村のような閉鎖的なところがあると感じた瞬間でした。

     

    JUGEMテーマ:フィッシング


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      • 2018.10.06 Saturday
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      • 03:13
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      コメント
      GIRUYANさん、コメントありがとうございます。

      実際の実釣の話が出てくるのは、釣行記の6回目からです。しばしお待ちを。
      • G
      • 2016/09/01 3:43 AM
      ビジター的な対応だったのですね。そう言えば昔、”V(ビジター”なんてアメリカのドラマがあったような、、スイス・イタリア釣行記、そのぐらい続編を執筆してください。あとジョージ・クルーニーはとかいいので、次回こそ本人登場でお願いします。w
      • GIRUYAN
      • 2016/08/31 8:36 PM
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